広まる有機栽培
オーガニックコットンの栽培を促す機関が世界中に存在します。
アメリカではトレンドとなっているほどその使用が支持されています。
なぜ食品でもないのにこれほど支持されているのかは、その農薬使用率が関係しています。
コットンは虫がつきやすい性質があり、栽培の際に農薬や殺虫剤を大量に使用します。
栽培の段階では殺虫剤を大量に使うほか、収穫時には雑草を減らして余分な葉を落とすので、広大なコットン農場に大量の農薬を使用することになります。
その量は、世界中の農薬使用量の10%、殺虫剤に至っては25%もコットン栽培の際に使用されています。
Tシャツ1枚に換算すると、150グラムもの農薬が使用されているということです。
店頭に並べられている段階では、人体に影響を与えるほどの効果はなく、農薬も薄まっているようですが、アレルギー体質などの肌が敏感な人や、赤ちゃんに与えるには心配です。
農場で働く人々への健康被害や、農場周辺地帯への環境破壊の問題が懸念されているのも納得です。
オーガニックコットンと称される品は、本来コットン栽培に使用されていた全ての有害化学物質を使用しないで栽培されます。
土壌から有毒性が消えるのには3年の月日が必要です。
過去3年間、有害化学物質を使用していない土壌で、殺虫剤などを使わずに栽培します。
自然に葉が落ちる季節を待って収穫となります。
こうして作られるオーガニックコットンですが、市場に出回る中には偽物も存在します。
本物と判断するには、国際認証機関のマークがあるかどうかを見てみると良いです。