タオルの単位
タオルの重さを量る時には、匁(もんめ)という単位を用います。
尺貫法で質量を表す単位として、日本では古くから使用されている単位です。
その始まりは明治時代まで遡ります。
当時、銭(せん)と呼ばれていた単位が改名されて「匁」が広く用いられるようになりました。明治初期に欧米から日本へ伝わったタオルにも、もちろん匁という単位が当てはめられたのです。
しかし、この匁という単位は現代の日常ではほとんど耳にしません。
昭和時代に入ってから、尺貫法が原則廃止となり、世界基準に合わせてメートル法が使用されるようになったからです。
それでも、タオルの単位にだけは匁が残り、現在でも用いられています。
1匁は3.75グラムと規定されています。
1000匁=1貫(かん)と称され、3750グラムです。
タオルの重さはダース単位で量るので、200匁というと、1ダースの重さを表します。
1枚あたりの重さは、200匁=750÷12(枚数)で計算でき、62.5グラムとなります。200匁はタオルの標準的な重さで、日本のタオルは大体この重さになっています。
〈タオルが日本に広まった頃〉
日本にタオルが入ってきたのは明治初期頃です。輸入記録に残っている最古のものです。
タオルは当時高級品で、その柔らかさと保温性、通気性に優れていることから、マフラーとして使用されるのが一般的でした。
本格的にタオルの生産が盛んになったのは、1887年頃からです。